うだつの町並 匠の技術

美濃市うだつの街並みは、住む人のやさしさと感性によって守られてきました。昔ながらの住まい方を継承し、温かみのあるコミュニティーを培ってきた人の思いが、今も脈々と住む人の心の中に生きています。その町並みとそれを支えてきた秘密は、木を大切に使う心とそれを使いこなす匠の技です。そんな技術を現在まで大切に受け継いで来たのが、東山木材の歴史であり使命であると思います。
うだつの町並 O邸

玄関は、格子戸と腰板を使い、古民家の風情を引き出しています。
格子の巾は設計レベルで景観を考えて造作しました。うだつが上がり、典型的な美濃市の古民家の代表格だと思って貰って間違いありません。
格子の巾は設計レベルで景観を考えて造作しました。うだつが上がり、典型的な美濃市の古民家の代表格だと思って貰って間違いありません。
うだつの町並 F邸

壁面に木調の板金を使用、破風は白塗りで仕上げました。屋根が大きいので、太陽に照らされると、ひときは美しく存在感が増す建物です。町並みや古民家の見せ方をしっかり押さえ、見せるポイントを考えた設計をします。最高の景観になるように仕上げます。
うだつの町並 S邸

S邸の特徴は格子戸を品良く配置し、格子の隙間を設計レベルで、一番美しく見える様な寸法にしました。念入りに木を選別した木目の腰板を使って落ち着いた仕上がりにしました。古民家の風情が漂うとても美しい建物です。是非一度ご来町下さい。
古民家再生の流れについて
①現地調査
現地調査を行います。
②ヒアリング
地元の方や施主に対してのご希望などをお伺いします。
③設計
それに基づいた設計を行い、素材等を選別して町並みに合うような図面・パースを作ります。
④施工
完成まで設計と照らし合わせて各部材の一つ一つをチェックして完成に至ります。
⑤完成
安心して住んでいただけるように完了後も、お伺いしてメンテナンスに心がけます。